書籍の「フリー」化で、出版社は損をするのか ― 2010年03月01日
生命保険のカラクリ、無料ダウンロードを開始してから数日間。気になるので、Twitter での皆さんの反応を読んでいます。Twitter は皆の「脊髄反射的」な反応が読めて、面白い。
* 今回の背景などについては、講談社の新しいウェブサイト、「現代ビジネス」の対談にまとめられていますので、ご参照ください
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/280
さて、出版社からしてみると、「お金を取れたのに無料で配ることの機会損失」がどの程度あるか、仮説を立ててみる。
全体の人数を100%とすると、
(a) この本、前から気になっていたので、ただでダウンローできて、超ラッキー!
→ 2-3%?と仮定するのは思い上がり?そもそも知っている人は全体の人数からすると少ないのでは?基本的な、機会損失はこの部分の人数。
(b) 知らなかった(97-98%)
とりあえず、ダウンロードしてみる!
↓
パラパラめくって、終わる人がほとんどか(95%)
(c) 興味ないので本を買わない人(94%)
(d) ちゃんと読みたいと思い、読みづらいので本を買う人(1%)
↓
ある程度読み込む人(3%)も二つに分かれる
(e) ちゃんと読めて満足する人(2%)これならお金払ってもよかったぁ
(f) それでも本を買ってちゃんと読もう、と思う人(1%)
数字は適当ですが。
でも、こうやって考えていくと
(a) そもそもどれくらいの人が読みたいと思っていたのか
(d), (f) フリーにすることで興味を持ち、買う人の割合がどれくらいいるのか、ということの数字の割合による事が分かる。
また、(e) の人たちに対しては、別途広告など販促をしていなければ、リーチできていなかったので、純粋な機会損失ともいいづらい。
そう考えていくと、本当に出版社が「フリー」化することで得するのか、損するのかは、簡単に答えが出ない様な気がする。
別セグメントとして、「海外居住の日本人」というマーケットがあることに気がついた。「本を買いたいと思っていたが、送料が高いので戸惑っていた。非常に助かる」
→ こういう人たちには、全額チャージできる。送料がないだけでも大きい。
もっと、考えてみます!
* 今回の背景などについては、講談社の新しいウェブサイト、「現代ビジネス」の対談にまとめられていますので、ご参照ください
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/280
さて、出版社からしてみると、「お金を取れたのに無料で配ることの機会損失」がどの程度あるか、仮説を立ててみる。
全体の人数を100%とすると、
(a) この本、前から気になっていたので、ただでダウンローできて、超ラッキー!
→ 2-3%?と仮定するのは思い上がり?そもそも知っている人は全体の人数からすると少ないのでは?基本的な、機会損失はこの部分の人数。
(b) 知らなかった(97-98%)
とりあえず、ダウンロードしてみる!
↓
パラパラめくって、終わる人がほとんどか(95%)
(c) 興味ないので本を買わない人(94%)
(d) ちゃんと読みたいと思い、読みづらいので本を買う人(1%)
↓
ある程度読み込む人(3%)も二つに分かれる
(e) ちゃんと読めて満足する人(2%)これならお金払ってもよかったぁ
(f) それでも本を買ってちゃんと読もう、と思う人(1%)
数字は適当ですが。
でも、こうやって考えていくと
(a) そもそもどれくらいの人が読みたいと思っていたのか
(d), (f) フリーにすることで興味を持ち、買う人の割合がどれくらいいるのか、ということの数字の割合による事が分かる。
また、(e) の人たちに対しては、別途広告など販促をしていなければ、リーチできていなかったので、純粋な機会損失ともいいづらい。
そう考えていくと、本当に出版社が「フリー」化することで得するのか、損するのかは、簡単に答えが出ない様な気がする。
別セグメントとして、「海外居住の日本人」というマーケットがあることに気がついた。「本を買いたいと思っていたが、送料が高いので戸惑っていた。非常に助かる」
→ こういう人たちには、全額チャージできる。送料がないだけでも大きい。
もっと、考えてみます!
この本、丸ごと無料です ― 2010年03月02日
日経ビジネスオンラインに、今回の無料公開に関する記事が掲載されています!ぜひ、ご一読ください。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20100225/213027/?top
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20100225/213027/?top
シンプル、透明、正直が、海外でも競争力になる ― 2010年03月04日
お昼は、ACCJ(米国商工会議所) と IBM が共同主催の保険セミナー。
IBM の保険プラクティスのグローバルヘッドの人が、世界の保険契約者1万人に対して行ったサーベイの結果を発表。
曰く、
「保険会社が考えている顧客ニーズと、実際の顧客ニーズは大きく乖離している。顧客は商品のイノベーションや、気の利いたコンサルティングなどを求めていない。求めているのは、シンプルでわかりやすい商品を、透明性高く、正直に売ってくれること」
とのこと。
これって、ライフネットの経営理念、そのものではないか!そして、それを求めているのは、日本のお客様だけではないのだ!
しかし、既存の保険会社は、様々な過去のしがらみがあるため、なかなかシンプルな商品、情報開示の徹底、正直な販売を実践できない。
というわけで、我々の経営理念である「わかりやすく、正直」というのは、決して「精神論」ではなく、極めて戦略的な、競争力の源泉である、ということを知ったのでした。
これ、さらっと書いていますが、実は非常に本質的で、かつ戦略的に奥が深い話だと思ってます。
IBM の保険プラクティスのグローバルヘッドの人が、世界の保険契約者1万人に対して行ったサーベイの結果を発表。
曰く、
「保険会社が考えている顧客ニーズと、実際の顧客ニーズは大きく乖離している。顧客は商品のイノベーションや、気の利いたコンサルティングなどを求めていない。求めているのは、シンプルでわかりやすい商品を、透明性高く、正直に売ってくれること」
とのこと。
これって、ライフネットの経営理念、そのものではないか!そして、それを求めているのは、日本のお客様だけではないのだ!
しかし、既存の保険会社は、様々な過去のしがらみがあるため、なかなかシンプルな商品、情報開示の徹底、正直な販売を実践できない。
というわけで、我々の経営理念である「わかりやすく、正直」というのは、決して「精神論」ではなく、極めて戦略的な、競争力の源泉である、ということを知ったのでした。
これ、さらっと書いていますが、実は非常に本質的で、かつ戦略的に奥が深い話だと思ってます。
私の好物 ― 2010年03月11日
私はカレーパンが好きです。というか、カレー全般が好き。
あれは、1年くらい前のことだっただろうか。
ブログを通じて仲良くなった人が、はじめてオフィスに遊びに来た。
手土産に、揚げたてのカレーパンを持って。
「え?なんでわかったんですか?」
「ハーバード留学記で『好物』と検索したら、『カレーパン』とあったので」
* この日の詳しい顛末は、こちらをご参照
http://totodaisuke.weblogs.jp/blog/2009/03/post-4ad9.html
いまはどうなっているのだろうかと思って、「岩瀬大輔 好物」でグーグルしたら、
「好きな食べ物. カレーライスとか。 海老フライとか、オムライスとか」
というインタビュー記事が見つかった。これを読んだ人は、手土産に何を買ってきてくれるのだろうか。カレーパン買ってきてくれるだろうか。
外出から机に戻ったら、きのこカレーパンが置いてあったので、書いてみました。最近、ブログが不調ということもあり、リハビリ期間中。年度末は、ペーパーワークが多くて。
あれは、1年くらい前のことだっただろうか。
ブログを通じて仲良くなった人が、はじめてオフィスに遊びに来た。
手土産に、揚げたてのカレーパンを持って。
「え?なんでわかったんですか?」
「ハーバード留学記で『好物』と検索したら、『カレーパン』とあったので」
* この日の詳しい顛末は、こちらをご参照
http://totodaisuke.weblogs.jp/blog/2009/03/post-4ad9.html
いまはどうなっているのだろうかと思って、「岩瀬大輔 好物」でグーグルしたら、
「好きな食べ物. カレーライスとか。 海老フライとか、オムライスとか」
というインタビュー記事が見つかった。これを読んだ人は、手土産に何を買ってきてくれるのだろうか。カレーパン買ってきてくれるだろうか。
外出から机に戻ったら、きのこカレーパンが置いてあったので、書いてみました。最近、ブログが不調ということもあり、リハビリ期間中。年度末は、ペーパーワークが多くて。
人がやらないことを、やる ― 2010年03月12日
ライフネットが出した新しいタイプの保険、「働く人への保険」(就業不能保険)は、お陰さまで、まずまずの滑り出し。
これからいろいろな工夫をして行きたいと思うのですが、よく聞かれる質問が、
「なぜ、これまで他社は出してこなかったのですか?(本当に、世の中で必要な保険なら、とっくに他社が出してるんじゃないですか?実はたいしてニーズがなくて、売れないんじゃないですか?)」
というもの。
しかし、この質問に対する答えは、
「他社がやってなかった理由は知らない。でも、皆がやってないから成功しない、というわけではない」
としか言いようがない。
世の中、はじめてのことに挑戦する人は、いつもそうなのだろう。そんなにいいアイデアなら、きっと他に誰かがすでにやってるんじゃないですか?
意外と、誰もやってないことが多いんですよ。つまり、大切なのはアイデアの斬新さではなくて、皆がなんとなくわかっていることを、実行できるか否か。その実行力のみ。
そしてそれは、個人レベルでも同じだと思います。あぁ、新書の無料ダウンロードもそうですよね。別にアイデアが目新しいわけではないし、やろうと思えば、誰でもできる。
でも、他に誰も、やってなかった。
これからも、他社がやらないこと、他の人がやらないことに、挑戦し続けたいと思います!
これからいろいろな工夫をして行きたいと思うのですが、よく聞かれる質問が、
「なぜ、これまで他社は出してこなかったのですか?(本当に、世の中で必要な保険なら、とっくに他社が出してるんじゃないですか?実はたいしてニーズがなくて、売れないんじゃないですか?)」
というもの。
しかし、この質問に対する答えは、
「他社がやってなかった理由は知らない。でも、皆がやってないから成功しない、というわけではない」
としか言いようがない。
世の中、はじめてのことに挑戦する人は、いつもそうなのだろう。そんなにいいアイデアなら、きっと他に誰かがすでにやってるんじゃないですか?
意外と、誰もやってないことが多いんですよ。つまり、大切なのはアイデアの斬新さではなくて、皆がなんとなくわかっていることを、実行できるか否か。その実行力のみ。
そしてそれは、個人レベルでも同じだと思います。あぁ、新書の無料ダウンロードもそうですよね。別にアイデアが目新しいわけではないし、やろうと思えば、誰でもできる。
でも、他に誰も、やってなかった。
これからも、他社がやらないこと、他の人がやらないことに、挑戦し続けたいと思います!
初心に返る ― 2010年03月15日
ブログをはじめたばかりの、2004年8月13日のエントリーを発見。今は、閉鎖。我ながら、ちょっといい話。
*****
暖かい陽を心地よく浴びながらまどろんでいたある朝、思いがけず玄関のチャイムが鳴り響いた。眠い目をこすりながら下着姿でドアを開けると、体格のいい、どんぐり目の黒人の少年が立っている。あどけなさを残したその顔、まだ高校生くらいだろうか。
「突然にすみません。実は、僕の大学の奨学金をサポートしている方を探しているんです。あと9人協力いただければ、僕は大学にいけるんです。」
本当に突然でなかなか意を得ない。彼の後ろで、開けっ放しの我が家の前庭の木の低いゲートがぷらーんと前後に揺れている。彼も緊張しているらしく、言葉に詰まりながら一所懸命説明しようとしている。
「15ドルでいいんです。キャッシュでもチェックでもかまわないので、署名していただければ、僕は大学にいけるんです。それだけじゃないんです。地元紙のボストン・グローブがサポートしてくれていて、貴方のところに1ヶ月新聞が届けられます。どうか、ご協力いただけませんか。」
なんだか仕組みがよく理解できないが、ひとつ確かなのは、自分の前に目を輝かせながら大学進学の夢を語る若者がいることと、自分が少しばかり貢献することで、彼の夢を実現できるかもしれない、ということ。
「So you got into college? Are you excited?」
試すわけでないが、少し話をしてみる。こちらがまんざらでもないことを察すると、不安そうだった彼の表情が打って変わり、目を輝かせながら進学への思いを熱く語りだす。
「ブラウン・カレッジにフットボールの推薦で合格したんです。最初の二年間は大学の奨学金が出るのですが、あとの二年間がどうしても足りなくて。でも、こうやって皆さんの協力で、あと一歩で、大学に行けるかも知れないんです」
普段はチャリティなどにはあまり慈悲の心を示さない僕だが、beneficiaryが目の前に、それも大きなどんぐり目を輝かせながら立っているとなると、話は少し違う。いまだに仕組みが理解できないが、僕のちょっとした心遣いで本当に一人の若者が大学に行けるなら、騙されたと思って、一口乗ってみることにするか。
「OK, I'm on. Where do I need to sign?」
少年は、うれしさいっぱいで感謝の言葉繰り返し口にし、ボストン・グローブの申込書のようなものを差し出す。名前と住所を書いて、財布から15ドルを出して、good luck! 堅い握手を交わして、ドアを閉じる。朝はまだ早い。再び、太陽をいっぱい浴びて暖められた布団に戻ることにする。
あれから3,4日経った。毎朝玄関を開けても、新聞が来る気配はない。どうやら、騙されたかな。新手のオレオレ詐欺、ボストン版か。確かに、一芝居打つだけで15ドル巻き上げられるもんならいい商売だ。純粋そうな少年の目に騙されたかと思うとちょっと悔しいが、土産話がひとつできたと思って、あまり悔しがらないこととする。
そんな夢の中のような出来事を忘れかけていた今日。たまたま玄関のドアを開けると、昨夜の雨の露で濡れた前庭の芝生に、ビニール袋につつまれた新聞がおいてある。Boston Globeだ!思わず興奮して裸足で駆け出し、新聞を手に取る。たわいのないニュースが一面をなすこの地元紙も、なんだか彼が大学から報告のメイルを送ってきてくれているように感じて、なんだかうれしくなる。騙されたなんて疑って、ごめんね。彼のあの目の輝きに、偽りはなかったんだ。
朝、コーヒーを飲みながら、この国の慈善のあり方に思いをよせる。寄付行為が税控除の対象となるこの国では、25兆円ものカネがチャリティに寄せられるそうだ。富めるものがより豊かになっていき、social divide が極端に拡大していくこの国でも(民主党の選挙戦略の一つは、ブッシュの富裕層優遇政策を「二つのアメリカ」と非難して、中流の人たちの支持を得ようとするもの)、それを少しでも是正しようとする force は、確かに働いているのだ。
あ、そうだ。どんぐり目の少年に、大学で何を勉強したいのか、聞き忘れた。アメリカの大学は日本と違って、勉強する場のはずなのに。フットボールと女の子だけに、明け暮れるなよ。
*****
暖かい陽を心地よく浴びながらまどろんでいたある朝、思いがけず玄関のチャイムが鳴り響いた。眠い目をこすりながら下着姿でドアを開けると、体格のいい、どんぐり目の黒人の少年が立っている。あどけなさを残したその顔、まだ高校生くらいだろうか。
「突然にすみません。実は、僕の大学の奨学金をサポートしている方を探しているんです。あと9人協力いただければ、僕は大学にいけるんです。」
本当に突然でなかなか意を得ない。彼の後ろで、開けっ放しの我が家の前庭の木の低いゲートがぷらーんと前後に揺れている。彼も緊張しているらしく、言葉に詰まりながら一所懸命説明しようとしている。
「15ドルでいいんです。キャッシュでもチェックでもかまわないので、署名していただければ、僕は大学にいけるんです。それだけじゃないんです。地元紙のボストン・グローブがサポートしてくれていて、貴方のところに1ヶ月新聞が届けられます。どうか、ご協力いただけませんか。」
なんだか仕組みがよく理解できないが、ひとつ確かなのは、自分の前に目を輝かせながら大学進学の夢を語る若者がいることと、自分が少しばかり貢献することで、彼の夢を実現できるかもしれない、ということ。
「So you got into college? Are you excited?」
試すわけでないが、少し話をしてみる。こちらがまんざらでもないことを察すると、不安そうだった彼の表情が打って変わり、目を輝かせながら進学への思いを熱く語りだす。
「ブラウン・カレッジにフットボールの推薦で合格したんです。最初の二年間は大学の奨学金が出るのですが、あとの二年間がどうしても足りなくて。でも、こうやって皆さんの協力で、あと一歩で、大学に行けるかも知れないんです」
普段はチャリティなどにはあまり慈悲の心を示さない僕だが、beneficiaryが目の前に、それも大きなどんぐり目を輝かせながら立っているとなると、話は少し違う。いまだに仕組みが理解できないが、僕のちょっとした心遣いで本当に一人の若者が大学に行けるなら、騙されたと思って、一口乗ってみることにするか。
「OK, I'm on. Where do I need to sign?」
少年は、うれしさいっぱいで感謝の言葉繰り返し口にし、ボストン・グローブの申込書のようなものを差し出す。名前と住所を書いて、財布から15ドルを出して、good luck! 堅い握手を交わして、ドアを閉じる。朝はまだ早い。再び、太陽をいっぱい浴びて暖められた布団に戻ることにする。
あれから3,4日経った。毎朝玄関を開けても、新聞が来る気配はない。どうやら、騙されたかな。新手のオレオレ詐欺、ボストン版か。確かに、一芝居打つだけで15ドル巻き上げられるもんならいい商売だ。純粋そうな少年の目に騙されたかと思うとちょっと悔しいが、土産話がひとつできたと思って、あまり悔しがらないこととする。
そんな夢の中のような出来事を忘れかけていた今日。たまたま玄関のドアを開けると、昨夜の雨の露で濡れた前庭の芝生に、ビニール袋につつまれた新聞がおいてある。Boston Globeだ!思わず興奮して裸足で駆け出し、新聞を手に取る。たわいのないニュースが一面をなすこの地元紙も、なんだか彼が大学から報告のメイルを送ってきてくれているように感じて、なんだかうれしくなる。騙されたなんて疑って、ごめんね。彼のあの目の輝きに、偽りはなかったんだ。
朝、コーヒーを飲みながら、この国の慈善のあり方に思いをよせる。寄付行為が税控除の対象となるこの国では、25兆円ものカネがチャリティに寄せられるそうだ。富めるものがより豊かになっていき、social divide が極端に拡大していくこの国でも(民主党の選挙戦略の一つは、ブッシュの富裕層優遇政策を「二つのアメリカ」と非難して、中流の人たちの支持を得ようとするもの)、それを少しでも是正しようとする force は、確かに働いているのだ。
あ、そうだ。どんぐり目の少年に、大学で何を勉強したいのか、聞き忘れた。アメリカの大学は日本と違って、勉強する場のはずなのに。フットボールと女の子だけに、明け暮れるなよ。
3月は誕生月 ― 2010年03月17日
お誕生日の月だからか分からないが、3月に入ってからは、いいこと尽し。
・ 2月末に発売した新商品、売れ行き好調
http://www.lifenet-seimei.co.jp/newsrelease/2010/2374.html
・ 2月の申込件数は、過去最高を達成
http://www.lifenet-seimei.co.jp/newsrelease/2010/2375.html
・ ダボス会議の「ヤング・グローバル・リーダーズ」に、中田ヒデとともに選出される
http://www.lifenet-seimei.co.jp/newsrelease/2010/2378.html
・ 同日に、「日米リーダーシッププログラム」にも選出。7月にシアトルへ。
・ 7月にシンガポールで開催されるアジア太平洋保険リスク会議。2011年東京大会の組織委員会にお誘い頂き、事務局に入ることに。
・ 「生命保険のカラクリ」無料ダウンロード。角川さんも3月1日にスタートされたが、数日フライングして2月27日からはじめたので、ラッキー。その後も好調
http://totodaisuke.asablo.jp/blog/2010/02/27/4910657
・ 週刊ダイヤモンドの「プロが選ぶ自分がはいりたい保険(死亡保障)」に2年連続でナンバー1に選ばれる
http://www.lifenet-seimei.co.jp/newsrelease/2010/2420.html
・ 雑誌掲載、相次ぐ。Financial Japan 4月号は、表紙に掲載
http://www.financialjapan.co.jp/
・ 3月16日、誕生日前日に友人と歌舞伎座に。座席が「3列16番、17番」。縁起よすぎ。
*****
得意淡然、失意泰然。うまく言っているときほど、淡々と構えるべきですね。
地に足をつけて、引き続き、頑張ります!
・ 2月末に発売した新商品、売れ行き好調
http://www.lifenet-seimei.co.jp/newsrelease/2010/2374.html
・ 2月の申込件数は、過去最高を達成
http://www.lifenet-seimei.co.jp/newsrelease/2010/2375.html
・ ダボス会議の「ヤング・グローバル・リーダーズ」に、中田ヒデとともに選出される
http://www.lifenet-seimei.co.jp/newsrelease/2010/2378.html
・ 同日に、「日米リーダーシッププログラム」にも選出。7月にシアトルへ。
・ 7月にシンガポールで開催されるアジア太平洋保険リスク会議。2011年東京大会の組織委員会にお誘い頂き、事務局に入ることに。
・ 「生命保険のカラクリ」無料ダウンロード。角川さんも3月1日にスタートされたが、数日フライングして2月27日からはじめたので、ラッキー。その後も好調
http://totodaisuke.asablo.jp/blog/2010/02/27/4910657
・ 週刊ダイヤモンドの「プロが選ぶ自分がはいりたい保険(死亡保障)」に2年連続でナンバー1に選ばれる
http://www.lifenet-seimei.co.jp/newsrelease/2010/2420.html
・ 雑誌掲載、相次ぐ。Financial Japan 4月号は、表紙に掲載
http://www.financialjapan.co.jp/
・ 3月16日、誕生日前日に友人と歌舞伎座に。座席が「3列16番、17番」。縁起よすぎ。
*****
得意淡然、失意泰然。うまく言っているときほど、淡々と構えるべきですね。
地に足をつけて、引き続き、頑張ります!
【解決済み】レポート探しています ― 2010年03月19日
下記のレポートを読みたいのですが、入手できずに困っています:
"Cancer insurance: exploiting fear for profit" Report by the Select Commitee on Aging, USHOuse of Representative (1981)
http://openlibrary.org/b/OL3140778M/Cancer_insurance_exploiting_fear_for_profit
どなたか、助けてください~
***
この数時間後に、解決していました!恐るべし、Twitter
http://twitter.com/youmei624/status/10721622742
"Cancer insurance: exploiting fear for profit" Report by the Select Commitee on Aging, USHOuse of Representative (1981)
http://openlibrary.org/b/OL3140778M/Cancer_insurance_exploiting_fear_for_profit
どなたか、助けてください~
***
この数時間後に、解決していました!恐るべし、Twitter
http://twitter.com/youmei624/status/10721622742
陽はまた昇る ― 2010年03月23日
グロービスの堀義人さんが主宰されている、「G1サミット」なるカンファレンスに、2泊3日で参加してきた。「日本版ダボス」を目指すということで、若手政治家と経営者の方が中心となって、様々なテーマについて議論がなされた。
全体を通じて、日本の将来についてとても明るい気持ちになった。印象に残っているのは民主党の前原さんと自民党の河野太郎さんのビジョンと覚悟、民間では夏野さんの将来に対する底抜けの明るさか。
民間には新しいアイデアを持って果敢に事業に取り組んでいる経営者がいるし、政治の世界にも、志が高く、政策にも精通している素晴らしい方々がたくさん(しかも、与党になって役職につかれている)いる。
政治が悪いとかメディアが悪いとか国民が悪いとか、評論してみても、何も始まらない。まずは、自分にできることからはじめよう!一人ひとりがそうすることで、日本も大きく変わっていく。
元気と勇気をたくさんもらって、東京に帰ってきました。
全体を通じて、日本の将来についてとても明るい気持ちになった。印象に残っているのは民主党の前原さんと自民党の河野太郎さんのビジョンと覚悟、民間では夏野さんの将来に対する底抜けの明るさか。
民間には新しいアイデアを持って果敢に事業に取り組んでいる経営者がいるし、政治の世界にも、志が高く、政策にも精通している素晴らしい方々がたくさん(しかも、与党になって役職につかれている)いる。
政治が悪いとかメディアが悪いとか国民が悪いとか、評論してみても、何も始まらない。まずは、自分にできることからはじめよう!一人ひとりがそうすることで、日本も大きく変わっていく。
元気と勇気をたくさんもらって、東京に帰ってきました。
出会い ― 2010年03月25日
少し前のこと。
立教大学のとある学生の方から、
「超凡思考を読んで、『行動したもの勝ちだ!』といった趣旨のことが書かれていたことに共感しました。だから、僕も行動してみることにしました。うちで講演会、やってください」
というメールをもらった。その心意気に感銘を受け、喜んでお受けすることに。
お会いすると、とってもナイスガイ。終わってから数ヶ月後、彼からメールが来た。
「渋谷のSPBSという本屋でインターンをしています」
渋谷の東急の横を上がっていた、神山町。外からみて、お洒落で素敵な本屋があるな、と以前から思っていた。ここはもと編集者の方が自分で立ち上げられた、出版と本屋が一体の会社だそう。
「センスのいい本屋さんだよね!いいところ見つけたなぁ~」
とお返事した。
それからまた数カ月。彼からメール。
「SPBSの社長が、生命保険のカラクリ無料ダウンロードを見て、岩瀬さんと会いたいと言っています」
というわけで、一昨日、お会いしました。お話伺うと、本屋と出版だけでなく、「編集者セミナー」「写真家セミナー」「皆でワインを飲みながらオバマの就任演説を見る」などなど、楽しい企画をやられている。
http://www.shibuyabooks.net/
話していると共通の友人も何人かいて、「近い将来、何か一緒にやりましょう!」ということで、すっかり意気投合しました。
はじめから、とってもいいご縁でした。こういうのがあるから、ビジネスやってると、楽しい。
また、素敵な出会いが、ありますように。
立教大学のとある学生の方から、
「超凡思考を読んで、『行動したもの勝ちだ!』といった趣旨のことが書かれていたことに共感しました。だから、僕も行動してみることにしました。うちで講演会、やってください」
というメールをもらった。その心意気に感銘を受け、喜んでお受けすることに。
お会いすると、とってもナイスガイ。終わってから数ヶ月後、彼からメールが来た。
「渋谷のSPBSという本屋でインターンをしています」
渋谷の東急の横を上がっていた、神山町。外からみて、お洒落で素敵な本屋があるな、と以前から思っていた。ここはもと編集者の方が自分で立ち上げられた、出版と本屋が一体の会社だそう。
「センスのいい本屋さんだよね!いいところ見つけたなぁ~」
とお返事した。
それからまた数カ月。彼からメール。
「SPBSの社長が、生命保険のカラクリ無料ダウンロードを見て、岩瀬さんと会いたいと言っています」
というわけで、一昨日、お会いしました。お話伺うと、本屋と出版だけでなく、「編集者セミナー」「写真家セミナー」「皆でワインを飲みながらオバマの就任演説を見る」などなど、楽しい企画をやられている。
http://www.shibuyabooks.net/
話していると共通の友人も何人かいて、「近い将来、何か一緒にやりましょう!」ということで、すっかり意気投合しました。
はじめから、とってもいいご縁でした。こういうのがあるから、ビジネスやってると、楽しい。
また、素敵な出会いが、ありますように。
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