もうすぐ4年2010年04月14日

古い gmail のアカウントを調べていたら、出口と初めて会ったのは、2006年4月15日であることが判明した。明日で4年か。長かったような、短かったような。

4月から毎週「アゴラ」というブログサイトに寄稿することになったのだが、「学術論文でも、雑談でも、何でもいいですよ」と言って頂いたので、これから20回くらい(数えてみたらちょうど8月末くらいだった)で、これまでの軌跡を振り返ってみることにした。

毎週というのはやってみるとかなりの頻度になるので、テーマとしては少しでも調べたり考えたりしなければならないものはきつく、これまでの「立ち上げ秘話」なら、うーんと頭を捻りさえすれば、それほど困ることなく書き続けることができるだろう、と思った次第。

早速、第一回を昨日にアップ。「ネット生保立ち上げ秘話(1) プロローグ」 http://agora-web.jp/archives/982511.html

出口と出会った場面をさらっと書きましたが、実はもう少し話がありまして。谷家さんには、出口がこのミーティングに来ることはおろか、そもそもそういう生保のベテランという人がいることについても、話を聞いてなかったのですよ。

なので、土曜日の休日のビルのエレベーターを降りたときに、チェックのシャツとダボダボのチノパンでいた出口の姿を見て、

「ビル管理会社の人?」

と思ってしまったのです(笑)。本人にも伝わっちゃってるから、書いてもいいか。かつ、当時は本当にニッセイの子会社であるビル管理会社の役職員だったので、あながち間違ってもないか。

誰かが「出口さん、日に日に若返ったよね」と言っているので、おそらく、セミリタイア状態だったこのときは、今よりももう少し年配に見えたとしてもやむを得ない。

もう4年かぁ。

始める前は、「自分の父親と同じ年のおじさんと二人っきりって、結構つらいかなぁ」と心配していたのだが、はじまってみると、まったく問題無し。

今も「年齢の差が大きいとうまくやっていくのは大変じゃないですか?」と聞かれることがあるが、同じ年代でも合わない人は合わないし、合う人とは年齢ってまったく関係ないんだな、と最近は思うようになった。出口だけでなく、当社にいるアラ・シックス(60歳前後)の諸先輩方は、皆さん頭が柔らかく、うまく若い人たちの力を引き出そうと辛抱強く付き合ってくださるので、みんな大好き。

書くことを通じて、色々と懐かしい思い出が出てきそうだ。楽しみ。