簡単に伝える力2010年04月15日

保険やリスク管理について、分かりやすく伝えることは、本当に難しい。昨日、慶應大学の「生命保険概論」を聴講して、改めて感じた。

保険は目に見えない商品であり、日常では意識することがない。「保険事故が起きた場合に、一定のお金を払う」という、保険会社と契約者との約束後でしかない。

昨日は金融庁の植村さんが講義をされていたのだが、やはり一番わかり易いのは、具体的な事例だと思った。

「車を運転していて、事故を起こしてしまった場合、どうやって損失を補償するか?」

「学生の皆さんのご両親に万が一のことがあった場合、学費や生活費はどのようにするか?」

など、具体的な例を前面に押し出して、理論は後からくっつけるという形にしないと、なかなか捉えづらいな、と学生側から話を聞いてみて再確認。植村さんは上手にやられていましたが。

私は後期に「生命保険マーケティング」というテーマで90分×2回を受け持つことになっている。たぶん、学生の皆さんに宿題を出して、「身近にいる社会人に、生命保険を勧めてみよう!」というケーススタディをやるのかな。あくまで練習ですから、業法違反とかつっこみを言わないように。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
このブログの著者の名前(フルネーム)を、漢字で記入してください。

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://totodaisuke.asablo.jp/blog/2010/04/15/5021128/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。