スピーチ2009年09月28日

金曜の夜は、ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW http://www.hrw.org/ja) が主催のチャリティレセプションへ。前にも何度か紹介しているが、大学時代の友人の土井香苗弁護士が東京ディレクターを勤めている。

「中締めの挨拶をやって。内容はお任せするが、なぜビジネスパーソンがグローバルな課題に関心を持つべきか、そしてなぜHRW が大切なのか、という点について触れてほしい」

と依頼されたので、ざっくり以下のような話をした。

「主催者の土井さんからは~という話をするよう依頼されたのですが、お越し頂いている皆さんはそんなことはよくご理解されていると思います。そこで、私はまったく別の話をしたいと思います。土井香苗という人物について、です。

世の中には、たくさんの大切な社会的課題があり、それと向かい合うためのたくさんの非営利団体があります。それぞれが大切な存在であり、その社会的意義に優劣をつけることはできないと考えます。

とすると、私たちがどの団体を支援するかということは、その団体のミッションにたまたま個人的に共鳴するところがあるか、その活動に携わる個々人を応援したいと思うか、といった極めて個人的な繋がりがあることが大切だと思います。

私と土井さんとの出逢いは、いまから10数年前、大学入学直後に遡ります。私の高校時代の友人が、『好きな子ができた』と言ってきたのです。(以下、手がつかれたので略)」

というわけで、自分と土井さんとの出逢いからこれまでの話、特に何度も「この人、かなわない・・・」と思わされたこと、人権問題に正面から取り組んでいることへの敬意と、自分がやらなければいけないができないことをやってくれているのだから、精いっぱい応援しようと決めたこと、などをお話させて頂きました。

英語でやったのですが、笑いもたくさん取れて、割合好評だった様子。

自分には非営利団体について語る資格も、HRW について語る資格もないので、自分が「勝てる」切り口で攻めるしかないですよね。

* コメント欄に講演依頼を頂いた CO2Oさん、もちろん、喜んで!詳細などを、info アット lifenet-seimei.co.jp 宛てにお送り頂ければと思います。