ジャズクラブのプロモーション戦略2009年08月27日

たまに行くジャズクラブの姉妹店からハガキがきた。

「メールマガジン登録キャンペーン!いまご登録頂いた方には、通常7,000円のミュージックチャージが3,500円に割引」

この販促施策をどう考えるべきだろうか。

1. 不景気なので、こういう贅沢系エンターテインメントは需要が激減しているに違いない
・ そもそもハコモノ=固定費ビジネスなので、限界コストさえカバーできていれば一人でも多くのお客さんに来てほしいはず。限界コストいくらだ?
・ 値引きしなくても来てたお客さんについては機会損失?
・ ずっと割引しちゃうと、値崩れしちゃうので、値引きのそれらしい説明(大義名分)は必要そう
・ ていうか、簡単に半額にできちゃう定価設定っていったい・・・

2. では、果たして、メルマガ登録がそれになっているのか=3500円割引を正当化できるのか?
・ 3500円割り引いてもお客さんが増えるから元が取れる?
・ 今回は回収しきれなくても、メールアドレスを集めることによって、将来の来店数を増やすことで回収できる?
・ そもそもメアドひとつの価値は?顧客一人あたりの価値は?

ハコモノビジネスの経済性、全然分からないから想像ばっかりしてしまいます。