筋トレ2010年07月20日

進化し続けない企業は競争で勝ち残れないのと同じように、あるいはトレーニングを続けないアスリートが勝てないように、個人もプロフェッショナルとして成長し続けない限り、いい仕事に恵まれなくなってしまう。

もっとも大切なのは目の前に与えられた仕事に全力で取り組んで、誰よりも成果を出すことなのだろうが、それに加えて、常に新しいことを学び、新しい挑戦をし続ける必要がある。いわば、ビジネスプロフェッショナルとしての「筋トレ」を続けることだ。

というのは頭では分かっているだろうが、実際に日常業務を持ちながら、新規のことに手を出すことは容易でない。僕の横にも、「あとでよむ」とされた本が山積みになっている。

そして、ここでいう「学び」とは、筋トレのように、心地良い、ときには心地悪い負荷がかかっているものでなくてはならない。

漠然とビジネス書をめくったり勉強会に参加することだけではなく、受験生時代にそうだったように、頭が擦り切れるまで考えたり、眠い目をこすってまで何かを記憶したり、書き留めたりするような、プレッシャーがかかっているものでなくてはならない。

ずっと筋トレを続ければ必ず強くなれるように、ビジネス上の学びや挑戦も、このように負荷がかかる状態を継続して続けることができれば、必ずじわじわと力になることだろう。

さて、筋トレするか。

コメント

_ ryota ― 2010年07月21日 21:15

岩瀬さんは、HBSで2年間ほぼ毎日「筋トレ」をすることによって強くなって、戦後初の独立系生命保険会社を立ち上げたわけですね。羨ましいです。僕もこんな「筋トレ」をしてみたい...

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