フライト4時間遅れ2011年01月24日

今日、成田からチューリッヒに入り、そこから電車で3時間弱のダボス入りなのですが、飛行機が4時間遅れ・・・

パソコンを開いて業務メールを処理したり、メルマガを書いたりしていたら、NHKに勤務する知人に久しぶりに再会。同僚二人とともに、これからダボス特集の取材に向かうとのことだった。

ダボスのセッションは公開しているものが多いと思っていたら、彼女によると、今年は結構クローズドのものが多いらしい。去年は金融危機の後で皆元気がなかったことや、カメラが入っているとなかなか本音が話づらいということなのだろうか。

日本からの参加者は50名近くだが、ほとんどが大企業の社長で、「若手」は僕らヤング・グローバル・リーダーズが5名(藤澤久美さん、オイシックス高島さん、エレファントデザイン西山さん、ウィルシード船橋さんと私)、あとはローソン新浪さんと堀義人さんくらいか。お二人は40代後半なので、「若手」というより「中堅」でしょうが。

ダボスのような場に参加するためには、一応の「肩書き」がなければならないが、日本では優秀な若い人のほとんどがこの肩書がない。したがって、我々のようなベンチャー経営者か政治家しか該当しなくなってしまう。霞が関にも大企業にも優秀な人はたくさんいるのですが、みな「課長補佐」とか「課長」なので、それだけで選考漏れになってしまう。

しかい、若いうちからこういう場の議論に参加するのはとても有益だと思う。日本からももっと多くの若手が参加できるように、それぞれの組織で、もっと若手抜擢を進めて欲しいところだ。ちなみに、NHKの方々もおそらくお二人は30代、チーフは40代なので、比較的若い。

あ、そろそろ搭乗のアナウンスメント。行ってきます!