デーメニ投票:子供にも1票を2011年01月12日

先日のブログに関係して教えてもらったのだが、親が子供の代理投票ができる「デーメニ投票」という構想があるらしい。

これを実施すると、世代間のバランスがかなり修正される。

【実施前】
・ 18歳未満の子供を持つ親:24%
・ 55歳以上の有権者:43%

【実施後】
・ 18歳未満の子供と親の数:37%
・ 55歳以上:35%

これによって世代間が等しく代表され、高齢者の福祉政策ばかりでなく、少子化対策を始めとした家庭支援、出産率増加、教育のために政治・経済的な資源がシフトすることになろう。

現在の状況は、高齢者の福祉を負担するために将来世代に重税が課せられており、子供の世代は「代表なくして課税あり」になっている。憲法15条は成年者に選挙権を与えているが、超高齢化社会においてはなぜ将来の我が国の在り方に関する最大の利害関係者であり、実際に税が課せられている子供世代が選挙権を持てないのか、よく考える必要があろう。

もう少し、勉強してみたいです。

* こちらの論文を参照 一橋大経済研究所・世代間問題研究機構 青木玲子氏
http://www.ier.hit-u.ac.jp/pie/stage2/Japanese/d_p/dp2009/dp435/text.pdf