2010年を振り返って2010年12月31日

2010年はライフネット生命にとって大きな変化、飛躍の年でした。

ライフネット生命は年初を約1万8千件の保有契約で開始し、年末に5万件を超えました。3倍弱も伸びたにも関わらず、スタッフは1割増程度で済んでいます。

件数が増えただけでなく、商品・サービスともに、高い品質を実現することができました。定期保険は3月に週刊ダイヤモンドの「プロが選ぶ自分が入りたい保険(死亡保障)」で1位に選ばれ、秋にはオリコンが実施した「医療保険の支払いを受けた人たちが選ぶランキング」で1位に選ばれました。2月末には生保業界初となる、「働けなくなるリスク」に備える「働く人への保険」を発売し、好評を得ました。

また、コールセンターは10月の東洋経済が実施した覆面調査で、数社しか選ばれなかった「Aランク」の評価を受けました。お客様サービス部も、ランキングの類はないものの、お客様から高い評価を頂いています。

業界の中でも、保険学会全国大会で出口とともに発表をし、少しずつニッチな存在から、将来に向けた無視できない存在に成長したと考えます。AIGエジソンがネット生保を始めたり、アリコがマスコミを呼んで「ネット生保セミナー」を実施されたなど、2011年こそ、ネット生保が大きく普及する年になりそうです。

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* 後日談:セミナー参加者より以下のようなコメントがありました:

アリコが実施したセミナーのタイトルは「生命保険会社におけるインターネットの活用」というような感じでした。ライフネットやネクスティアの特徴等の解説はなく、生命保険はネットだけでは完結できないというオチでした。
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夏休みには海外からのインターン生を受け入れ、海外市場の調査を実施し、社員向けの語学研修(英語、中国語)を本格的に始めるなど、中長期的な海外戦略に向けた第一歩を踏み出すことができました。7月にはシンガポールの世界リスク保険会議で論文を発表し、ダボス会議の若手メンバーにも選ばれ、何度も海外に行く機会に恵まれました。

これも、社員の皆が明るく元気に楽しく仕事をしてくれたことと、お客様、応援団の皆さんが応援してくださったからです。

2011年も、ライフネット生命をどうぞよろしくお願いいたします!

2010年12月31日 岩瀬大輔