共感を呼ぶプレゼン2010年04月20日

朝、日経新聞を開いたら、2ページ目の右下広告欄に自分の顔が出ていてびっくりした。事前に知らされていないで新聞をめくっていて、自分や出口や知り合いが出ていると、ちょっとびっくりするのですよ。

東洋経済のビジネストレーニング誌「Think!」の最新号。コンサル出身者ばかりを集めた特集なのですが、僕は

「ファクトと感性で共感を生む ストーリーテリングの力」

ということで、設立時に132億円もの資金を出資して頂いた際にどのようにプレゼンしたか、BCG時代で学んだことも踏まえて、お話しています。6ページに渡る長いインタビューで、結構面白いと思いますので、よかったら立ち読みしてみてください。

先程、アゴラではじまった毎週の連載で、

「ネット生保立ち上げ秘話(2)- 投資委員会」 http://bit.ly/aOmSnf

という内容をアップした。開業前のネットライフ企画時代に書いていたメルマガに加筆修正した内容ですので、古くから読んで頂いている方は懐かしく感じられるかも。

プレゼンを用意する際にはいくつものポイントがあると思うのですが、僕が思うのは、
・ ファクツをたくさん集めて一つの物語を組み立てる
・ 現場感ある生々しい話も散りばめる
・ 相手が疑問に持ちそうな点、質問したくなりそうな点を整理して、それに対する反証材料をできる限り集めておく(想定問答を作っておく)
・ 元気いっぱいに、情熱を持って語る
・ 分からないことは正直に「分からない」と語る
・ 何度でもリハーサルをする

といった当たりでしょうか。中身がしっかりしていることは大前提ですが、プレゼンテーションはとっても大事。同じ内容でも、伝え方によって100%変わってくる。

いつか、プレゼンについてもっとたくさん書いてみたいなぁ、と思うのですが、まずは、立ち上げ秘話を読んで頂ければ嬉しいです。

コメント

_ HirokiShimada ― 2010年04月20日 18:56

実は、2週間ほど前のセッションで岩瀬さんから最も学んだのはプレゼン力でした。マシンガンのようなスピード感で、時にユーモアや引用でアクセントをつけて。心地よいジェットコースターに乗っている感覚。いくらかの部分は自分でも取得可能なスキルだと思ったけれど、無数の引き出しとそれをタイムリーに開けるスピード感は、才能と努力の積み重ねだと感じました。

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