変えること、託すこと2009年07月13日

日曜は夕方に子供の手を引いて選挙へ。用紙を投票箱に入れるところだけ、やらせてあげた。自分たちが投じた一票をきっかけとして、何かが変わろうとするのを目の当たりにすると、民主主義のダイナミズムを肌で感じる。

政権交代しても人材不足とかいう懸念もあるようだが、100点ではなくても、とにかく一度は変わる、変える、ということは非常に大切だと思う。ライフネット生命のオフィスがある千代田区では、26歳のIT系企業社員が、現職の自民党の大ベテランに勝利。

30代前半の市長があちこちで生まれていることも、本当に素晴らしい。他の地域では一応、地方議会議員の経験者だったようですが、奈良市長に当選したのは議員経験なしの33才。

日曜の夜、テレビで選挙結果の速報を見ながら、パソコンで英国保守党党首 デイビッド・キャメロンの演説をYoutubeで見ていた。42才の彼は彼も党首に就任したときは39才だったのですね。これはすごい。野党になった自民党党首に、39歳が選ばれるようなものなので。

彼も(オバマ同様)、たった一つの演説がきっかけとなって、一気に党首までのぼりつめた。心を揺さぶる言説によってリーダーが選らばれること、そして若い人にもリーダーの地位を託してみようと決意し、ベテラン勢が温かく支えること、そういうことがわが国でもどんどん進んで欲しいし、地方レベルではあるが、少しずつ起こりつつあることは、望ましいことだと思う。この流れが止まりませんように!